筋力トレーニングや運動のために摂りたいサプリとして、プロテインの次に摂りたいのがEAAやBCAAではないでしょうか。
特にEAAは日本ではあまり売られておらず、マイプロテインで購入するとコスパもいいので買っておきたいサプリでもあります。
しかし、初めてEAAを購入する方は、EAAがどういったものかわからないという方も多いと思います。
私もトレーニングを始めたときはEAAがどういったものかわからず、エクステンドのBCAAやマイプロテインのBCAAを使っていましたが、今ではマイプロテインのEAAを使っています。
EAAを使った効果として体感としては、
- トレーニング中に疲れにくくなった!
- 疲労回復が早くなった!
ということを感じました。
もちろん、人によって効果が違いますが、私はワークアウトドリンクをEAAに変えてからはトレーニングがより楽しくなりました。
EAAの栄養成分のメリットは
- アミノ酸は栄養の吸収が早い!
- 足りない栄養を補給してくれる!
というものがあります。
でも、栄養補給ならプロテインも一緒なのでは?と思うかもしれません。
また、BCAAとはどう違うの?といった疑問があると思います。
そこで、今回は、マイプロテインのEAAの成分やプロテイン、BCAAとの違い、EAAの副作用や摂取方法について解説していきます。
マイプロテインのEAAの成分は?
EAAとは、簡単に説明すると、プロテインと同じ成分が含まれています。
プロテインとはタンパク質のことですが、摂取すると胃で消化し、アミノ酸に分解され筋肉の材料となります。
EAAとは必須アミノ酸のことで、プロテインに含まれる必須アミノ酸を摂取することができます。
そのため、EAAはプロテインの必要な栄養素を凝縮したサプリで、プロテインと同じ筋肉の材料となります。
メリットとしては、プロテインでの消化過程を行うことをせず栄養を摂ることができるため、EAAを摂取してから吸収が早くなります。
EAAを運動前や運動中に摂ることによって、運動で使われるアミノ酸を補給することができ、筋肉の材料や運動中のエネルギー切れを阻止することができます。
プロテインとの違いは?
では、EAAを摂らずにプロテインだけ摂ればいいのでは?と思うかもしれませんが、プロテインとEAAには大きな違いが2つあります。
- プロテインとEAAでは吸収速度が違う
- 筋肉の合成に特化したアミノ酸がEAA
1、プロテインとEAAでは吸収速度が違う
少し難しい話となりますが、プロテインとはアミノ酸がいくつも繋がったタンパク質が主成分となります。
そのため、タンパク質を胃腸で消化し、アミノ酸となることで効果を発揮します。
時間的には摂取から1〜2時間で消化、吸収が行われます。
その点、EAAは最初からアミノ酸を摂取するため、消化を行うことなく吸収ができます。
時間的には30〜45分で吸収が行われます。
そのため、すぐに効果を発揮したい場面ではEAAを摂取することが望ましいです。
2、筋肉の合成に特化したアミノ酸がEAA
プロテインはタンパク質を構成する全てのアミノ酸が含まれています。
具体的には20種類のアミノ酸があり、これらを消化、吸収を行うことで体を構成する一部となります。
しかし、筋肉だけの栄養素を考えると、全てのアミノ酸が同じ分量だけ必要というわけではありません。
そこで、筋肉の合成に特化したアミノ酸(EAA)を摂ることにより、筋肉に対しての栄養を補うことができます。
EAAには必須アミノ酸が9種類含まれており、プロテインと摂取の時間を分けることにより、効果的に筋肉に栄養を与えることができます。
BCAAとEAAの違いは?
アミノ酸を単体で摂るなら、BCAAでもいいんじゃない?と思われるかもしれません。
しかし、BCAAとEAAでは役割が変わります。
というのも、EAAには必須アミノ酸9種類のことであり、その中でも「バリン・ロイシン・イソロイシン」の3種類のアミノ酸で構成される栄養素がBCAAとなります。
そのため、BCAAはEAAよりも限定的で特化した働きをします。
具体的には、BCAAはトレーニング中の集中力の持続と筋分解の抑制が主な役割となります。
しかし、筋肉をつくる上では、BCAAの働きは筋肉の合成の合図を出す役割がありますが、単体では筋肉を合成することができません。
筋肉の合成の合図を出すことにより、体内にある他のアミノ酸を使って筋肉を合成します。
そのため、BCAAの効果を発揮するためにはあくまでも身体の中にアミノ酸が十分に満たされていることが前提となります。
身体の中のアミノ酸は20種類ありますが、その中でも必須アミノ酸(EAA)は身体の中で合成することができず、体外から摂取する必要があります。
つまり、BCAAを効果を発揮するためには、EAAが必要となります。
わかりやすく身体を家の建築に例えると、BCAAが大工さん、EAAが大工さんと建材のようなものです。
大工さんがいても、材料がなければ家が建ちませんが、材料があると大工さんも家を建てることができます。
また、材料がたくさんあり、大工さんがたくさんいると、早く家を建てることができます。
EAAは体作り、筋肉を作るための土台となる部分で、パフォーマンスを上げるためにはEAAやBCAAはどちらも必要ということになります。
マイプロテインのEAAに副作用はあるの?
EAAの副作用として、2つ注意が必要です。
1つめの注意が必要なことは過剰摂取により身体に大きな負担をかけることです。
これはプロテインでも言えることですが、過剰に摂取することで肝臓や腎臓に大きな負担をかけてしまいます。
というのも、摂取量に気をつけていれば問題ないサプリなのですが、アミノ酸を代謝を行うのは肝臓や腎臓が役割を担うため、過剰摂取を行うと肝臓や腎臓に大きな負担がかかります。
そのため、EAAを摂る際は摂取量を守る必要があります。
2つめに注意が必要なのが、摂取量を守ったとしても下痢を起こす場合があるということです。
これは、EAAやBCAAに起こりうることですが、アミノ酸を摂取すると、胃で消化を行わず小腸の方まで一気に流れ込みます。
すると、小腸内のアミノ酸濃度が上昇し、濃度を調節するために水分が小腸に流れ込みます。
小腸に流れた水分は吸収されずに便として排出されるため、お腹がゆるくなったり、下痢になったりしていまいます。
そのため、自分の身体に合ったEAAの量を調節する必要があるため、もし下痢になった場合は少し量を抑えて摂取するか、時間をおいて摂りましょう。
マイプロテインのEAAの摂取方法とタイミングの目安は?
マイプロテインのEAAの商品は、パウダータイプとタブレットタイプがあります。
それぞれの摂取量の目安と摂取するタイミングをみていきましょう。
パウダータイプ(Impact EAA)
パウダータイプは味付きか味なしかによって摂取量が異なります。
ノンフレーバー:2スクープ(7g)をシェイカーで300mlの水で溶かし、トレーニング前後かトレーニング中に摂取しましょう。
※公式サイトにはこのように記載されていますが、ノンフレーバーの場合は、アミノ酸の特有の味がするため、シェイカーを使わずに口に一気にEAAを掘り込み、水で流し込むことをおすすめします。
ノンフレーバーは初めて購入する方にはおすすめできません。
フレーバー付き:3スクープ(9g)をシェイカーで300mlの水で溶かし、トレーニング前後かトレーニング中に摂取しましょう。
タブレットタイプ(Impact EAAタブレット)
タブレットタイプもパウダータイプと摂取方法はほとんど一緒です。
トレーニング前後にタブレット3錠ずつ摂取してください。
1日、タブレットを6錠摂ることで、パウダータイプと同じ栄養素を摂ることができます。
パウダータイプとタブレットタイプの摂取量は公式サイトに記載されているおおよその目安となります。
より注意して摂取量を調整したい方は次のこと参考にしてみてください。
EAAを摂取する量として1番効率よく効果を得るためには、体重の1/10000を摂取するといいとされています。
そのため体重と摂取量を換算した場合、体重が40kgの場合4g、体重50kgの場合5g、体重60kgの場合6g、体重70kgの場合7g、体重80kgの場合8g、体重90kgの場合9gとなります。
また、EAAの摂取量を体重の1/5000まで増やしたところ効果が増大したといった研究結果もあります。
この場合の体重と摂取量を換算した場合は、体重が40kgの場合8g、体重50kgの場合10g、体重60kgの場合12g、体重70kgの場合14g、体重80kgの場合16g、体重90kgの場合18gとなります。
しかし、EAAの副作用である肝臓に負担がかかることもあるので、摂取量を増やす場合は、大会前やトレーニングをハードに行った日など日数を限定的にし、他の日は内臓を休ませることをおすすめします。
より詳しいEAAの飲み方やおすすめの味は下記の記事を参考にしてみてください。
マイプロテインのEAAの飲み方は?スプーン何杯必要?摂取量やおすすめの味を徹底解説!
まとめ
マイプロテインのEAAは筋肉の材料となるため、スポーツのために筋肉を増やしたい方や趣味で筋トレを行っている方にとっては摂るべきサプリメントです。
そのためEAAを摂取している方は多いのですが、日本ではEAAはあまり売られていないため店舗で購入することは難しいです。
マイプロテインは全て自社製品のため、コスパがよく、品質もしっかりしているので人気商品です。
EAAを初めて購入する方、トレーニングのパフォーマンスをあげたい方は
マイプロテインのEAAなら安心できる商品なので、Impact EAAをおすすめします。