マイプロテインは安いけど、栄養成分はどうなの?と気になっている方も多いと思います。
特に、プロテインを探している方にとってマイプロテインの商品に含まれるタンパク質量は、かなり重要ですよね。
プロテインを飲むからにはタンパク質量が多いプロテインを飲みたいです。
私も、トレーニングをするためにプロテインを飲んでいるため、マイプロテインのタンパク質の含有量はどれぐらいなのか?気になって調べました。
結論からいうと、マイプロテインの商品はタンパク質の含有量が多く、しっかりと栄養の補給ができます。
マイプロテインの商品の中でもプロテインの種類はたくさんあるのですが、たとえば「Impactホエイアイソレート」はタンパク質の含有率は90%で1食に摂れるタンパク質は23gとなっています。
しかし、マイプロテインの中でも商品によってはタンパク質の含有量に違いがあり、タンパク質の原材料にも違いがあります。
そこで今回は、マイプロテインで売られているプロテインパウダーでなぜタンパク質の含有量が違うのか、プロテインパウダーの原材料の違いなどを解説していきます。
ホエイプロテインはタンパク質の含有率に違いがある
マイプロテインの公式サイトをみてもらうとわかる通り、マイプロテインのホエイプロテインでは商品によってタンパク質の含有率に違いがあります。
ホエイプロテインとは牛乳からタンパク質を取り出してパウダーにしたものをホエイプロテイン(動物性タンパク質)と呼ぶのですが、
実はホエイプロテインの中でも製法の違いにより、タンパク質の含有率が変わってきます。
製法によってホエイプロテインは一般的なホエイプロテイン(WPC)とアイソレート(WPI)の2種類に分けられます。
それぞれの違いとマイプロテインではどの商品なのかをみていきましょう。
一般的なプロテイン(WPC)
WPCはホエイプロテイン・コンセントレートの略で、「濃縮乳清タンパク質」のプロテインとなります。
特徴としては、自然なホエイ(乳清)に近い状態のタンパク質なので脂質や炭水化物が含まれ、タンパク質の含有率が70〜80%以下と低くなります。
値段が安く手に入りやすく、日本のお店で売られている多くはWPCです。
わかりやすくガソリンに例えると、軽油、レギュラー、ハイオクといった種類の中でレギュラーのような感じです。
マイプロテインでは「Impactホエイプロテイン」がWPCのプロテインとなります。
マイプロテインの商品の中でも代表的なプロテインで、味を60種類の中から選べることができ、値段が安く人気の高いホエイプロテインです。
Impactホエイプロテインに含まれるタンパク質の含有量は、1食25gに21gのタンパク質が含まれています。
アイソレート(WPI)
WPIはホエイプロテイン・アイソレートの略で、「分離乳清タンパク質」のプロテインとなります。
特徴として、何度もフィルタリングされタンパク質の純度を高くし、タンパク質の含有率が85〜90%以上と高くなります。
WPCに比べて値段が高いですが、不純物(脂質や炭水化物など)が少なく、タンパク質のみを摂取できます。
こちらもわかりやすくガソリンで例えると、軽油、レギュラー、ハイオクといった種類の中でハイオクといった感じです。
マイプロテインではWPIの商品は「クリアホエイアイソレート」や「Impactホエイアイソレート」がアイソレートの種類になります。
「クリアホエイアイソレート」
クリアホエイアイソレートに含まれるタンパク質量は1食25gあたり20gのタンパク質が含まれます。
クリアホエイアイソレートについては下記の記事を参考にしてみてください。
[マイプロテイン]クリアホエイアイソレートはおすすめ?味のレビューや飲み方を解説!
「Impactホエイアイソレート」
Impactホエイアイソレートに含まれるタンパク質量は1食25gあたり23gのタンパク質が含まれます。
ImpactホエイアイソレートとImpactホエイプロテインの違いについては下記の記事を参考にしてみてください。
マイプロテインのホエイアイソレート(WPI)とImpactホエイプロテインの違いって何?おすすめの味は?
マイプロテインのWPCやWPIは1食あたりに20gを超えるタンパク質が含まれているので、しっかりと栄養補給はできそうです。
ホエイプロテイン以外のプロテインは?
プロテインパウダーはホエイプロテイン以外のプロテインもあります。
というのも、タンパク質の原材料の違いによって効果がかわります。
マイプロテインで売られているホエイプロテイン以外のプロテインの特徴とタンパク質の含有量をみていきましょう。
マイプロテインのプロテインパウダーの分類
- ホエイプロテイン(今回は解説を省きます)
- カゼインプロテイン
- ビーガンプロテイン
カゼインプロテイン
牛乳から取り出されるタンパク質はホエイプロテインの他にカゼインというのがあります。
カゼインプロテインの特徴としては、吸収がゆっくりと行われるため効果が長続きするという利点があり“スタミナタイプ”と呼ばれています。
吸収時間の違いとして、ホエイプロテインでは約2時間で吸収するのに対して、カゼインプロテインでは3〜4倍の時間がかかり、約7〜8時間かけてゆっくり吸収されます。
そのため、運動直後に急速にタンパク質を必要とする場合などは向いていませんが、休息日や就寝前の栄養補給にはカゼインが効果的となります。
マイプロテインでは「スローリリースカゼイン」がカゼインプロテインの商品となります。
スローリリースカゼインはマイプロテインでも就寝前の摂取が推奨されており、
1食あたり30gに対して、25gのタンパク質が含まれています。
他にもマイプロテインではカゼインプロテインとホエイプロテインがブレンドされたプロテインもあります。
ビーガンプロテイン
ビーガンプロテインとは、植物性タンパク質のことで、植物から取り出されたタンパク質を使用したプロテインです。
特徴としては、植物由来のためホエイやカゼインにはない効果が期待できます。
代謝をあげるナトリウムやカリウムが豊富に含まれていたり、ホルモンバランスを保ってくれるサボニンやイソフラボンといった成分も含まれています。
マイプロテインでは大豆由来の「ソイプロテイン」、エンドウ豆由来の「ピープロテイン」、玄米由来の「ブラウンライスプロテイン」などがあります。
ソイプロテイン
ソイプロテインに含まれるタンパク質含有量は1食あたり30gに対し、27gのタンパク質が含まれています。
ピープロテイン
ピープロテインに含まれるタンパク質含有量は1食あたり30gに対し、24gのタンパク質が含まれています。
ブラウンライスプロテイン
ブラウンライスプロテインに含まれるタンパク質含有量は1食あたり30gに対し、23gのタンパク質が含まれています。
マイプロテインの商品でカゼインやビーガンプロテインもホエイプロテイン同様1食あたり20gを超えるタンパク質が含まれているので、しっかりとタンパク質の補給はできます。
まとめ
マイプロテインは安いからといって、タンパク質の量が少ないわけではありません。
日本のメーカーであるザバスと比べると1食あたり15gのタンパク質量となっているため、マイプロテインの1食あたりのタンパク質量が多いことがわかります。
マイプロテインでは原材料が違うプロテインの種類も豊富で、
それぞれタンパク質の含有量も20gを超える量が含まれているので栄養補給には充分だと思います。
マイプロテインを使ってみたかったけど、タンパク質量で悩んでいた方は安心して使ってみてください。