パワーブロックのダンベルを購入したい方にとっては、価格が難点となっている方も多いのではないでしょうか。
というのも、ダンベルをショッピングサイトで検索すると、1つ数千円〜1万円で手に入るのに対し、
パワーブロックは2つセットで6万5千円、重量が重たい方だと2つセットで13万円弱もするんです。
初めての方にとっては、「ダンベルなのになんでこんなに高いの?』と不思議に思うでしょう。
私も内心、たかがダンベルになんでこんなにお金をかけなければいけないんだ、と思っていました。
でも実際に、私自身がダンベルからパワーブロックに買い替えてわかったことがあります。
- ダンベルがかなりコンパクト
- 重量変更が瞬時に可能
- 作りがしっかりしているため安全
- 見た目が何よりかっこいい
パワーブロックを普通のダンベルと思っていると、かなり高く感じるかもしれません。
しかし、パワーブロックは普通のダンベルでの不満を、全て解消してくれるトレーニング器具です。
そして、パワーブロックに変わるダンベルはないということがポイント!
正直、お値段以上の価値があるので(私が買ったトレーニング器具の中で1番よかったのがパワーブロック)ダンベルを探している方にはおすすめです!
パワーブロックには類似品が多数販売されており、正規品よりも安く購入できるので、値段だけ見れば魅力的に感じるかもしれません。
しかし、ダンベルの作りが雑になっており、安全性が欠けてしまうんです。
トレーニングをやっている方ならわかると思うのですが、トレーニング器具が不安定というのはかなり危ないんですよね。
(実際にパワーブロックの類似品での事故が多いんです)
そのため、トレーニングをこれから始めたい人、始めたばかりで慣れてない人には、おすすめできません。
今回は、パワーブロックがなぜ高いのか、パワーブロックの類似品や他の可変式ダンベルと比較して解説してきます。
パワーブロックに変わるダンベルはない
パワーブロックを普通のダンベルと考えるとかなり高く感じてしまいます。
というのも、先ほど冒頭でもお話した通り、ダンベルはショッピングサイトやスポーツ店で数千円〜1万円程度で買えます。
安く購入できるダンベルの多くは次の2種類です。
- 固定式ダンベル
- スクリュー式可変式ダンベル
この2種類のダンベルを自宅で使うには、デメリットがあるんです。
固定式ダンベル
固定式ダンベルは、価格帯が一番安く、手に入れやすいダンベルです。
しかし、固定式ダンベルは重量の変更ができません。
たとえば、2kgの固定式ダンベルを購入した場合、2kgのダンベルでの運動しかできません。
そのため、もっと重たいダンベルを使ってみよう!と言う場合、
4kgや6kgのダンベルを買い足す必要があります。
自宅でいくつもダンベルを買い足すと、
ダンベルの総額は大きくなりますし、なにより保管する場所が必要となります。
スクリュー式可変式ダンベル
スクリュー式ダンベルは、ダンベルプレートを付け足し重量を調節するタイプのダンベルです。
固定式ダンベルよりも値段は上がりますが、1万円程度で購入できます。
しかし、難点として
使わないプレートを保管する場所が必要ということと、
プレートを付け替える手間がかかるということです。
(私は以前スクリュー式ダンベルを使っていましたが、プレートの付け替えが面倒なゆえに時間がない時のトレーニングができませんでした。)
少しの時間でトレーニングをしたいときには不向きのダンベルです。
パワーブロックはこれらの問題を全て解消してくれます。
パワーブロックは収納式のダンベルのため、すべての重量を重ねても縦19cm、横30cm、高さ17.5cmに収まります。(SP50の場合)
また、使いたい重量にピンをさして取り出すだけで重量変更が可能なので、
忙しい中、少しの時間でもトレーニングが可能となります。
自宅でトレーニングを続けるためには、時間の節約は必須だと思うので、トレーニング中の時間の節約はかなりありがたいものです。
実は、こういったダンベルは今までになかったもので、
パワーブロックは数あるダンベルの中でも唯一無二の存在です。
パワーブロックに類似品はあるけど安全面に不安がある
世界中で使用されているパワーブロックですが、パワーブロックには類似品もあるんです。
値段はパワーブロックの3分の1程度で購入ができるため、魅力的ではあります。
しかし、正規品に比べて作りがかなり雑になっているので、トレーニング初心者にはお勧めできないものです。
類似品については、こちらの記事でもまとめています。
パワーブロックのおすすめはこれ!類似品(top film、MRG、MOJEER、fieldoor)比較した結果!
類似品のパワーブロックでは、トレーニング中にピンが外れプレートが落下するなど
正規品では考えられない事故が多く発生しているんです。
パワーブロックは瞬時に重量変更ができる分、精巧な作りでないと簡単にプレートが落ちてしまうんです。
残念ながら類似品では、正規品の計算された形を再現できていません。
実際に、正規品のパワーブロックはフィットネスショップというゴールドジムの公式サイトで購入が可能なのですが、類似品の販売はないんです。
やはりトレーニング専門店では、安全面を考慮して販売されていないんですね。
そのため、まだトレーニングを始めたての方、これから自宅でトレーニングに挑戦してみようという方は、正規品のパワーブロックがおすすめです。
パワーブロックには他の可変式ダンベルにはない魅力がある
パワーブロックと似た可変式ダンベルは、他にもボウフレックスやフレックスベルといったダンベルがあります。
<ボウフレックス>
552i(最大24kg)ダンベルペア 価格:76’978円
ボウフレックスやフレックスベルはダイヤルを回すことによって、重量が変更できる仕組みとなっています。
(ボウフレックスは両サイドのダイヤル、フレックスベルはシャフトを回す)
ダイヤル式は、パワーブロックと同じように瞬時に重量変更ができるのですが、
ダイヤルが壊れた時に修理に出すしかないという欠点があります。
たとえば、パワーブロックであれば万が一壊れるとしたら、重量変更ピンに不具合が起こることがありますが、
重量変更ピンさえ交換をすれば再度使用することができます。
パワーブロックのロックピンについてはこちらで解説しています。
パワーブロックのロックピン(樹脂製ピン)が折れた場合、別売でピンだけ購入できるの?
しかし、ダイヤル式のボウフレックスやフレックスベルは、ダイヤルが壊れてしまった場合、精密な作りとなっているため自分で直すことができません。
そのため何か不具合が起こった時は、販売元で修理をしてもらう必要があります。
ダンベルを使っていて万が一壊れたことを考えると、パワーブロックの方が簡単に修理を行うことができます。
また見た目では、ボウフレックスやフレックスベルはダンベルの形をしていますが、
パワーブロックはダンベルに見えないので、自宅に置いていてもトレーニング感がでないのも魅力の一つです。
パワーブロックは高いけど買う価値あり
パワーブロックは、普通のダンベルと比べるとかなり高いです。
しかし、普通のダンベルにはない機能がついています。
たとえば、
- ダンベルのいくつもの異なる重量を一つにまとめることができる
- ダンベルの重量変更が瞬時にできる
そのため、パワーブロックは普通のダンベルと思ってはいけません。
(もはや違うトレーニング器具)
特に自宅でトレーニングをするためには、ダンベルの重量変更にかかる時間はなるべくなら減らしたいものです。
(少しの時間でもトレーニングをするためには、無駄な時間は削りたい)
初めてダンベルを購入する方は、ダンベルに安さを求めたいところですが、
トレーニングが3日坊主にならないためには、重量変更に時間がかからないことはかなり重要です。
(私もスクリュー式ダンベルを使っていた時は、重量変更の手間が原因でトレーニングをやめてしまったこともありました)
トレーニングを続けていくためにも、効率よくトレーニングができるパワーブロックは必須だと思います。
また、パワーブロックに似たダンベルが多く販売されていますが、
類似品は事故が多く安全性に欠けるため、おすすめできません。
トレーニングにまだ慣れていない方やこれから始める方は、より安全にトレーニングを続けられるように正規品のパワーブロックがおすすめです。