
パワーブロックを購入したいけど、SP50(最大23kg)とsp exp 90lb(最大41kg)で迷う方も多いと思います。
実際にトレーニング初心者の私も購入する時はかなり迷いました。
というのも、これからパワーブロックを購入するにあたって、
- 自分には41kgも必要なのかな?
- 実際に41kgも持てる気がしない。
- でも、SP50だと重量が足りなくなったら嫌だな。
と、不安になると思います。
そこで、私はダンベルの重量を選ぶ基準として、
『自宅でBIG3を高重量で行うかどうか』
ということを考えた結果、sp exp 90lb(最大41kg)を選びました。
BIG3というのは、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトという3つの種目で、
重量が扱えて、もっとも効率よく体を鍛えられる種目です。
自宅でBIG3種目を行いたい方は、SP50ではすぐに重量が足りなくなってしまうんですよね。
(私は購入後、1ヶ月ほどで最大26kgでは足りなくなりました。)
そのため、BIG3種目を高重量で行いたい方はsp exp 90lb(41kg)がかなりおすすめです。
反対に、
- BIG3はトレーニングジムで行う方
- アイソレーション種目(ダンベルカールやサイドレイズなど)だけをやりたい方
- エクササイズのようにトレーニングを行いたい方
は、sp exp 90lbは必要ないと思うので、SP50を選びましょう。
SP50とsp exp 90lbは正規代理店『フィットネスショップ』で購入できます
これから長期でダンベルを使えるように、パワーブロックは正規品を購入することを強くおすすめします。
※フィットネスショップでは金利なしの分割払いもできるので、買いやすい!
そもそも、家でBIG3をやるかもわからない、sp exp 90lbは重たくて使いにくいんじゃない?
と不安になる方もいると思うので、
今回は、sp exp 90lbの詳細、使い方、BIG3で最大41kgが必要となる理由など解説していきます。

sp exp 90lbは何キロ刻みになってるの?
パワーブロックsp exp 90lbは、27段階に重量が変更できます。
パワーブロックの重量変更の方法は、
内側のダンベルが3段階に変更することができ、外側の重りを9段階に変更することができます。
<内側の重り>
内側の重りには、5ポンド(約2kg)のダンベルに2.5ポンド(約1kg)が2つの重りが取り付け、取り外しできるようになっています。
内側の重りを全て合わせると10ポンド(約4.5kg)となっています。
<外側の重り>
外側は1つ10ポンド(約4.5kg)の重りを8つ付け外しすることができます。
そのため、全ての重りをつけると、90ポンド(約90kg)となります。
内側の重り(3段階)と外側の重り(9段階)を組み合わせて、27段階の重量変更となります。
変更できる重量をまとめてみます。
内側のダンベルのみ | 内側のダンベル+脱着重り1つ | 内側のダンベル+脱着重り2つ | |
外側の重りなし | 5ポンド(約2kg) | 7.5ポンド(約3kg) | 10ポンド(約4kg) |
外側の重り1つ | 15ポンド(約7kg) | 17.5ポンド(約8kg) | 20ポンド(約9kg) |
外側の重り2つ | 25ポンド(約11kg) | 27.5ポンド(約12kg) | 30ポンド(約14kg) |
外側の重り3つ | 35ポンド(約16kg) | 37.5ポンド(約17kg) | 40ポンド(約18kg) |
外側の重り4つ | 45ポンド(約20kg) | 47.5ポンド(約22kg) | 50ポンド(約23kg) |
外側の重り5つ | 55ポンド(約25kg) | 57.5ポンド(約26kg) | 60ポンド(約27kg) |
外側の重り6つ | 65ポンド(約29kg) | 67.5ポンド(約30kg) | 70ポンド(約32kg) |
外側の重り7つ | 75ポンド(約35kg) | 77.5ポンド(約36kg) | 80ポンド(約37kg) |
外側の重り8つ | 85ポンド(約39kg) | 87.5ポンド(約40kg) | 90ポンド(約41kg) |
重量が全てポンド表記になっているため、正確に何キロ刻みに重量を変更するということはできませんが、おおまかな重さは上記の表通りとなっています。
実際に使用するときの重量変更としては、
トレーニング中に内側のダンベルの重量変更はめんどくさいので、トレーニング前に内側の重量を設定しておきましょう。
(私は内側の重りを外すのが面倒なので、外側の重量変更しか使っていません。)
では、実際に外側の重量変更はどのように行うのか、使い方をみていきましょう。
sp exp 90lbの使い方
使用したい重量にピンをさして持ち上げるだけで、重量変更が可能です。
3秒ほどで、重量変更ができちゃいます。
どういう原理になってるの?と初めは不思議に思いますが、
差し込む4つのピンを挟むことによって、重りを支えてくれる役割をしている、ただそれだけの原始的な方法です。
ダンベルを使っていても、ピンが重りに挟まっているので、プレートが落ちる心配もありません。
実は、こういった原始的な方法のダンベルの方が、壊れにくかったりします。
可変式のダンベルには、ダイヤル式のダンベルもありますが、ダイヤルが壊れたり、ダイヤルがうまく噛み合わないと、プレートが落ちたりするんですよね。
また、パワーブロックのグリップの入口も幅広く作られているため、トレーニングギアも使うことができます。
41kgあるsp exp 90lbでは、手首や握力の疲労が気になる方もいると思います。
画像のように、正規品のパワーブロックはグリップの入口が広く作られているため、手首を守るためのリストラップや、握力を補うためのパワーグリップも使うことができます。
sp exp 90lbはトレーニングの幅が広がる
購入時にsp exp 90lbの重量が必要なのかな?と不安に思うかと思います。
しかし、
- 自宅でトレーニングを完結したい
- 体を大きくしたい
- 体を強くしたい
という方は、なるべくダンベルの重量を重くした方が、筋肉が成長しやすいので、sp exp 90lbがおすすめです。
というのも、SP50では重量が足りないトレーニングがあるんです。
筋肉の成長はトレーニングの重量、回数を増やしていくことによって発達していきます。
回数でいうと、
一般的に
- 1〜4回できる重量でのトレーニングは筋力アップ
- 8〜12回できる重量でのトレーニングは筋肥大
- 18〜30回できる重量でのトレーニングは筋持久力アップ
と言われています。
そのため、筋肥大を目的とする場合、8〜12回の回数をするといいよとなります。
また、8〜12回できる重量をどんどん重たくしていくことで、筋肉がより成長していきます。
しかし、重量を重たくしていくためには、重たい重量に慣れておく必要があります。
そのため、
- 1〜4回できる重量を練習して、
- 8〜12回できる重量をメインのトレーニングをする
この2つのトレーニングをすることで、重たい重量で筋肥大を目指していくことができます。
たとえば、ダンベルプレスを例に考えてみたいと思います。
※ダンベルプレスは後で詳しく解説します
ダンベルプレスが15kgで12回できるとします。
このダンベルプレスを20kg12回、25kg12回と増やしていくことで、筋肉の成長が促進されます。
しかし、ダンベルプレスが15kgで12回が限界の方が、急に25kg12回で行うのは難しいです。
そのため、
- 25kgを1〜4回と少しずつ練習し、
- 15kg12回をメインのトレーニングにしていく
ことで、25kg12回を目指せるようになっていきます。
そうなると、SP50では筋力アップのトレーニングをするのに重量が足りません。
では、どういったトレーニングでsp exp 90lbが必要となるのかみていきましょう。
個人的に41kgが必要となる種目(BIG3)
私が実際に使ってみてsp exp 90lbの必要性を感じたのが、BIG3の種目を行う時です。
BIG3というのは、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトという3つの種目で、
重量が扱えて、もっとも効率よく体を鍛えられる種目です。
自宅でダンベルだけでも、BIG3を行うことができます。
ダンベルプレス
ダンベルプレスはベンチ台で上向きになった状態で、ダンベルを持ち、上下に動かすトレーニングです。
ダンベルプレスを行うと、胸の筋肉(大胸筋)をメインに使いますが、肩の筋肉(三角筋前部)や腕の筋肉(上腕三頭筋)も一緒に力を使うことになります。
たくさんの筋肉が動員されるため、高重量を扱うことができる種目です。
持てるダンベルの重量を増やしていくことが、胸の筋肉の発達に大きく影響を与えてくれます。
特にダンベルプレスは大胸筋の厚みを作ってくれるので、胸板を厚くしたいというかたは、ダンベルプレスを行いましょう。
ダンベルスクワット
ダンベルスクワットはダンベルを両手に持ち、しゃがんで立ってを繰り返す動作です。
スクワットのように立ち座りをする時は、お尻の筋肉(大臀筋)や太ももの筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングス)を大きく使います。
たくさんの筋肉が動員されるため、慣れてくると高重量を扱うことができる種目です。
持てるダンベルの重量を増やしていくことが、足の筋肉の発達に大きく影響を与えてくれます。
デッドリフト
ダンベルデッドリフトは床においたダンベルを拾い上げるように行う動作です。
※下に置いている荷物を持ち上げるような動作
デッドリフトのように拾い上げる動作は、お尻の筋肉(大臀筋)や太ももの筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングス)、背中の筋肉(僧帽筋、脊柱起立筋、広背筋)を大きく使います。
スクワットと違い、背中の筋肉をメインに持ち上げる動作となるので、体幹のトレーニングにもなります。
このように、デッドリフトもたくさんの筋肉が動員されるため、慣れてくると高重量を扱うことができる種目です。
持てるダンベルの重量を増やしていくことが、背中や足の筋肉の発達に大きく影響を与えてくれます。
BIG3(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)を自宅で重量を伸ばしていく場合は、いずれSP50(最大23kg)では重量が足りなくなってしまいます。
そのため、高重量のトレーニングをしたくても、SP50ではできなくなってしまいます。
(トレーニングジムに行かずに、体を鍛えたかった私は自宅でBIG3のトレーニングを行っていたので、購入後すぐにSP50(最大23kg)では重量が足りなくなっていました。)
また、体を大きくしたい、体を強くしたい場合、高重量のトレーニングも必要ですが、
低重量のトレーニングももちろん必要となってきます。
sp exp 90lbがあれば、低重量のトレーニング、SP50(最大23kg)でできるトレーニングを全て行うことができます。
sp exp 90lbは低重量のトレーニングもできる
sp exp 90lbで行えるトレーニングは、高重量のトレーニングだけではありません。
たとえば、トレーニングの一例をみてみましょう。
1、チェストプレス 7、デッドリフト 8、スクワットは、高重量を扱えるBIG3の種目ですが、他の種目は重たい重量が扱えない、持ち上げられない種目もあります。
そのため、sp exp 90lbを軽い重量に設定することで、全てのトレーニングを行うことができます。
私の場合は、ほとんどの種目で低重量でのトレーニングとなりますが、SP50で行える種目はすべて、sp exp 90lbで行うことができます。
つまり、SP50にはできないトレーニングがあっても、sp exp 90lbではできないトレーニングがないということです!
まとめ
今回はsp exp 90lbの購入を迷っている方へ、使い方や最大41kgが必要となる理由について解説してきました。
これから体を大きくしたい!体を強くしたい!という方は、確実にsp exp 90lbを選ぶべきです。
理由としては、BIG3(ダンベルプレス、ダンベルスクワット、ダンベルデッドリフト)を自宅で行う時に、重量が足りなくなってしまうからです。
私は貧弱な体を変えたかったので、sp exp 90lbを購入した結果、いろんなトレーニングができるようになったので、かなり体も変わってきました。
しかし、
- トレーニングジムに行っていて、自宅でもダンベルが欲しい
- 体を大きくしたくない
- エクササイズのようにトレーニングを行いたい方
は、SP50を選んだ方がいいでしょう。
sp exp 90lbではSP50の代わりになりますが、SP50はsp exp 90lbの代わりにはなりません。
そのため、迷っている方がいれば、高重量のトレーニングもやる可能性もあると思うので、sp exp 90lbを買っておきましょう。
長期でダンベルを使うために、パワーブロックは正規品がおすすめです。
※正規品を取り扱っているフィットネスショップではsp exp 90lbが金利なしの分割払いができます。
下記からフィットネスショップでパワーブロックを購入できるので、すぐにでも注文してみてください。

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